3,000円オーバーの超高級フルーツサンド! 宮崎完熟マンゴーの贅沢すぎる味はいかに!?
1月12日付のこの「フロム クリエイターズ」(ブログ)で、東京・恵比寿にオープンしたヴィーガンフルーツサンドの店「フルーツ アンド シーズン」を紹介したところ、
PR担当者さん(男性)から先日、
「それ読んで来店なさった人が多くて」
と、かなりのリップサービスなお礼を伝えられました。
そして続けて、
「この4月から期間限定で最高級フルーツの完熟マンゴーが登場したから、なんなら味を試させてやってもいいけどっ ??
すげえ自信作だから、アンタはこの芸術作品の前にぜったいひれ伏す !!
思わずまたブログ書いちゃうんじゃねーかな !?」
(という内容を、すっごく穏やかに翻訳した丁寧語で)
とのお話が。
ってもですよ、無償提供の品でもよくないと感じた点も口にしちゃう私ですし、そもそも皆さんにご覧いただく意義ありと思わなければ記事にすらしないのですが……。
結果。
載せましたよ、そりゃあ。
ニッポンが世界に誇る果物ですし。
1個 ¥3,240(予価・税込)もする、レアなフルーツサンドですし。
ネットでお取り寄せできるのが、街ブラしにくい昨今の情勢にもよく合ってます。
この店「フルーツ アンド シーズン」の詳細は以前のエントリー(記事最後のリンク)をご覧いただくとして、
ともかく完熟マンゴーのサンドイッチを見ていきましょう!
いい機会なので宮崎産のマンゴーについて調べてみたのですが、販売先により異なる記述もありちょっともやもや。
ざっくりとした解釈では以下のようです。
最高位:
「太陽のタマゴ」
(JA宮崎経済連が定めた規格を満たすものに与えられる名称)
糖度 15度以上、サイズ2L(350g以上が条件)〜5L、等級により上から「赤秀」「青秀」にわかれる。
価格/1個 ¥5,000~10,000前後(主に大きさによる差)
一般:
「宮崎完熟マンゴー」
(宮崎市公式サイトでの記載名称)
糖度13度以上、サイズL〜5L、等級により上から「赤秀」「青秀」にわかれる。←これ以下の品もあるらしい?
価格 /1個 ¥2,500〜7,000前後(主に大きさによる差)
高価なフルーツです。
フルーツ アンド シーズンのサンドイッチは、フルーツで名高い愛知の「ダイワスーパー」が厳選した宮崎完熟マンゴーを使用。
太陽のタマゴを使うときもあるそうで、仕入状況により価格が変わるらしいです。
1/2個使用のサンドイッチの予価が¥3,240ですから、そのとき使われた等級や大きさにより、お得感に差が出そう。
では、いざ実食っ。
実が熟したものをハサミを使わず自然落下させて収穫するという宮崎完熟マンゴー。
まずは身だけをすくって食べてみたら……、
「お、爽やか」
プルーンに似た酸味。
さりげない甘さ。
ベタつかず滑るような食感。
桃+オレンジ、とも称される風味。
上品でまったく雑味がない品格の高さに驚きつつ、一方では予想したほど濃厚な甘さでなかったのがちょっと意外で。
でもその理由はすぐわかりました。
砂糖をたっぷりと加えたマンゴースイーツや、湿り気の残るドライマンゴーの味に舌が慣れていたからです。
要は加工されたマンゴーばかり食べてた自分の責任ということ。
生マンゴーを食べ慣れてる人こそ、違いにびっくりするのでしょう。
続いて、パンとクリームと一緒にがぶり。
「うまっ!」
純粋なフルーツが高級スイーツに大変身。
ただ、白い食パンにさほど愛情がない私は食べ進めるうちに、
「パン、少しでいいかな」
と思っちゃいました。
植物性クリームとマンゴーとのシンプルなバランスをもっと味わいたくて。
でも、フルーツサンドのよさは食感にあり、ですから。
食パンが “噛みごたえ” を与え、口の中でフルーツとクリームの甘さだけが充満するのをチェイサーのごとく和らげて味に緩急つけてくれます。
スイーツもパンも大好きなクセに脂肪を溜め込む糖質の血糖値上昇を気にする人間なもので、つい小麦粉類にネガティブな思考回路になっております。
ラーメンも食べてる途中で「麺、もういらない」と考えてしまうほど。
ってことで、カロリーと炭水化物(糖質+繊維質)は?
カロリー:559kcal
炭水化物:73.17g
う〜む、カロリーはパスタ一皿くらい、炭水化物はチョコレートケーキ2個相当ってとこでしょうか。
炭水化物はラーメン一杯越えですねえ。
フルーツは糖質すごいからなぁ。
吸収のいい空腹時は避けるとか、食べたら外出してガシガシ歩き血糖値の上昇を防ぐとか、
私と同じように「気づいたらメタボ」な人は工夫して楽しむのが吉です。
よくテレビの情報番組がフルーツや植物性食品のことを、
「ヘルシー」「罪悪感ない」
とか言うじゃないですか。
動物性を減らすことが長い目で見て健康に役立つ可能性はあるにしても、ダイエット目線なら無理があります。
この適当発言をマスコミが言っちゃダメじゃん、と自戒してる今日このごろ。
撮影:高橋一史
※この記事を紹介する用途以外の、まとめサイト、SNS、ブログなどへの写真の無断転載はご遠慮をお願いいたします。
from Creators記事一覧
www.pen-online.jp/creator/tag/k-takahashi/
↓ フルーツ アンド シーズン紹介記事